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産業廃棄物の試験って難しい?試験内容や取得後のメリットなどを解説|行政書士法人GOAL

  • 投稿:2026年02月11日
産業廃棄物の試験って難しい?試験内容や取得後のメリットなどを解説|行政書士法人GOAL

結論:産業廃棄物収集運搬の試験は難しくない!合格率は非常に高い

結論から申し上げますと、産業廃棄物収集運搬業の許可申請に必要な講習会の試験は、決して難易度の高いものではありません。この試験は、落とすための選抜試験ではなく、講習内容を正しく理解したかを確認するための修了確認という位置付けだからです。

実際の合格率を見ても、多くの自治体や実施団体において9割以上という極めて高い水準を維持しており、真面目に受講すればほとんどの方が一発で合格できます。 実際に弊社でも18年ほど産業廃棄物収集運搬業の許可申請のサポートをさせていただいておりますが、その間に合格できなかったのは全く日本語ができない人くらいでした。 試験の内容は、講習中に講師が重要だと強調したポイントや、配布されるテキストの記載事項から中心に出題されます。そのため、事前の特別な知識や数ヶ月に及ぶ猛勉強は必要ありません。

ただし、合格率が高いからといって全く対策をせずに臨むのは危険です。講習中に居眠りをしたり、スマートフォンの操作に没頭したりして解説を聞き逃してしまうと、思わぬ不合格を招く恐れがあります。不合格になれば、数万円の受講料や講習時間が無駄になり、事業開始のスケジュールも大幅に遅れてしまいます。講習当日に集中して講師の話を聞き、テキストの重要箇所に印を付けるといった基本的な姿勢さえ守れば、確実に合格を手にすることが可能です。不安を感じすぎる必要はありませんので、まずはリラックスして講習に臨んでください。

産業廃棄物収集運搬業許可講習会(試験)の概要

知識の習得を目的とした講習がメイン

この試験は、受講者が業務を遂行するために必要な法的知識や実務上の基礎を習得することを主な目的としています。そのため、一方的に知識を試す場ではなく、講習を通じて試験内容を正しく理解してもらうことに重点が置かれています。

試験では、産業廃棄物の概論や関係法令収集運搬の基準、さらには業務の管理や経理的基礎に至るまで、実務に欠かせない幅広い知識が問われます。出題範囲は広いものの、基本的には講習で配布されるテキストに沿った内容となっており、講師が解説中に強調した箇所をしっかり押さえておくことが重要です。

回答方式は選択式などのマークシート形式が一般的であり、記述式の問題に悩まされる心配もありません。落とすための試験ではなく、あくまで知識の定着を確認するためのプロセスであることを理解して臨みましょう。

産業廃棄物収集運搬の修了証を取得する3つのメリット

法令を遵守した適正な処理が可能になる

講習を通じて産業廃棄物の定義や委託基準、マニフェスト制度といった廃棄物処理法の根幹を学ぶことで、コンプライアンスを徹底した運用ができるようになります。
不法投棄や不適切な保管などの法令違反は、企業にとって事業停止や許可取消といった致命的なリスクを伴います。試験合格を目指す過程で正確な知識を身につけることは、単なる許可取得の手段ではなく、こうした法的トラブルを未然に防ぐための確かな土台となります。

正しい知識に基づく適正な処理を継続することは、排出事業者に対する責任を果たすことと同義です。自社の業務が法律に合致しているという自信を持つことで、迷いのない円滑な現場運営が可能になります。

取引先からの信頼性が向上する

産業廃棄物収集運搬業の許可申請に必須となる講習を修了し、試験に合格することは、対外的な信頼性を担保する重要な証となります。不法投棄や不適切な処理が社会問題となる中、排出事業者は委託先が法令を遵守しているかを厳格に確認しています

正規の手順で試験をパスし、自治体からの許可を得ている事実は、適正な処理能力を備えている客観的な証明です。しかも原則として経営陣である取締役が受講することを求められていることもこの表れと言えます

正しい知識を持つ業者として認められることで、ビジネスチャンスの拡大に直結します。コンプライアンス意識の高さをアピールできるため、企業としての社会的評価を確立する上でも大きな利点です。

収集運搬業務の安全性が高まる

講習を通じて廃棄物の種類や性状、危険性に関する知識を深めることは、現場における事故やトラブルの防止に直結します。
例えば、有害物質の取り扱い方法や運搬時の飛散・流出防止措置を正しく理解していれば、不測の事態にも迅速かつ適切に対応できるようになります。
こうした確かな知識に基づいた行動は、作業員自身の安全を守るだけでなく、周辺環境への悪影響を最小限に抑えることにもつながります。

また、正しい知識に裏打ちされた実務の遂行は、排出事業者や近隣住民からの信頼を勝ち取るための不可欠な要素です。
法令に基づいた安全性の高い運搬体制を構築できていれば、企業としての責任を果たすことができ、結果として長期的なビジネスの安定にも寄与します。
試験合格を目指して真摯に学ぶプロセスは、単なる許可取得の要件を満たすだけでなく、現場の安全管理レベルを底上げする貴重な機会となります。

修了証取得から許可申請までの流れを解説

講習会の申し込み方法

講習会の申し込みは、日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)の公式サイトからオンラインで行うのが一般的です。まずは公式サイト上でマイページを作成し、希望する日程や会場を選択して予約を進めます。

申し込み時には、受講者の顔写真データや、本人確認書類の写しが必要となるため、あらかじめ準備しておくとスムーズです。受講料の支払いが期限内に支払いが完了しない場合は予約が取り消されるため注意が必要です。

会場での受講だけでなく、インターネットを利用したオンライン講習も選択できるため、自身のスケジュールや環境に合わせて最適な形式を選んでください。定員に達し次第、受付は締め切られるため、余裕を持って早めに手続きを済ませることを推奨します。

講習受講から修了証の受け取りまで

講習当日は、配布されたテキストに基づき専門の講師による解説が行われます。試験はこの講習内容から出題されるため、まずは居眠りなどをせず集中して聴講することが重要です。重要な箇所は講師が強調してくれるため、テキストに印を付けておけば試験直前の見直しもスムーズに進みます。

全カリキュラム終了後に実施される試験を終えると、後日結果が通知されます。合格者には修了証が郵送されますが、手元に届くまでには通常2週間から1ヶ月程度の期間を要します。

修了証は許可申請に必須となるため、自治体への申請予約は発行時期を見越して計画的に進める必要があります。余裕を持ったスケジュール管理を心がけましょう。自治体によっては事前の予約が必要なところもあるので、スムーズな許可のためには修了証が届くタイミングと申請よやくのタイミングをしっかり確認することが大事です。

修了証取得後に産業廃棄物収集運搬業許可を申請する

無事に試験に合格し修了証が手元に届いたら、いよいよ主目的である産業廃棄物収集運搬業の許可申請へと進みます。この修了証は許可を受けるための必須要件の一つであり、申請書にその写しを添付して各都道府県や政令市の窓口へ提出します。

注意すべき点は、修了証には有効期限が定められていることです。新規許可、更新許可ともに発行から5年または3年という期限があるため、取得後は速やかに申請手続きを行うことが重要です。

また、許可申請には修了証以外にも事業計画書や納税証明書など、多くの書類を揃える必要があります。自治体によっては事前の予約制をとっている場合もあるため、修了証の到着時期を予測して早めに準備を整えておきましょう。

産業廃棄物収集運搬の試験に関するよくある質問

講習会を受けるのに何か資格は必要ですか?

講習会を受講するにあたって、特別な資格や実務経験、学歴などの制限は一切設けられていません。産業廃棄物収集運搬業の許可を新規で取得したい方や、企業の担当者として知識を身につけたい方であれば、どなたでも申し込むことが可能です。

そのため、現在別の業種に従事している方や、これから新しく事業を立ち上げようとしている方でも安心して受講できます。ただし、試験自体に受験資格はありませんが、法人の場合は役員が、個人の場合は事業主本人が受講して修了証を取得しなければ、自治体への許可申請が受理されない点には注意が必要です。

また、講習は日本語で行われ、試験問題も日本語で出題されます。専門用語も多く登場するため、講習内容を正しく理解し、自力で解答できる程度の日本語能力は求められます。それ以外の細かな条件はないため、まずは希望する日程の予約を済ませることが第一歩となります。

取得した修了証に有効期限はありますか?

講習会を修了して取得した修了証には、有効期限が定められています。この期限を一日でも過ぎてしまうと、その修了証は許可申請において使用できなくなります。特に新規参入を目指す場合は、修了証の取得から申請まで期間が空きすぎないよう注意が必要です。また、更新申請を忘れてしまい許可が失効した場合、改めて新規扱いの講習を受け直す手間と費用が発生する可能性があります。

修了証は手元に届いたらすぐに有効期限を確認し、各自治体への申請スケジュールを計画的に立てることが大切です。期限間近になって慌てることがないよう、早めの手続きを心がけましょう。

オンライン講習と会場での講習に違いはありますか?

現在は、従来の会場に集まる対面形式だけでなく、インターネットを利用したオンライン講習を選択できるようになっています。

オンライン講習は、自分の好きなタイミングや場所で動画を視聴して学習できるため、多忙な方でもスケジュールを調整しやすいのが大きな利点です。一方で、試験については自宅等で完結するわけではなく、指定された試験会場へ足を運び、対面で受験する必要があります。

これに対し、会場での講習は講義と試験がセットになっており、短期間で一気に全行程を終えられるのが特徴です。どちらの形式を選んでも、講習の内容や試験の難易度、取得できる修了証の効力に一切の違いはありません。自身のライフスタイルや学習のしやすさに合わせて、最適な受講方法を選択すると良いでしょう。

まとめ

産業廃棄物収集運搬業の許可申請に必要な講習会の難易度は、決して高くありません。この試験は受講者を振り落とすためのものではなく、講義の内容を正しく理解したかを確認する修了試験としての性質が強いからです。

真面目に講習を受け、講師が強調したポイントやテキストの重要事項を把握していれば、大半の方が一発で合格できる水準です。合格率が非常に高いからといって油断は禁物ですが、過度に難しく捉える必要もありません。

当日の講義に集中して臨み、確実に修了証を手にすることで、スムーズな事業開始やコンプライアンスの強化につなげてください。まずは試験への漠然とした不安を解消し、前向きな姿勢で受講の準備を進めることが成功への近道となります。

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